廃校の小学校を保育所に改装した事例をご紹介
こんにちは。
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今回は、廃校になった小学校を保育所兼役場事務所(教育委員会)の施設に改装した事例をご紹介いたします。
保育所兼役場事務所(教育委員会)の施設への改装の設計にあたり、大変だったのが構造計算です。
用途を変更することで積載荷重が増えるため、構造計算を再計算する必要がありました。
従来の構造で積載荷重に耐えられなければ補強をする必要がありますが、今回は荷物を増やさない条件付きで、補強無しで利用することとなりました。
また、改装後は保育所の利用者と教育委員会の方の2つの属性が施設を利用することとなるため、玄関を分ける必要がありました。
玄関として利用できる出入口が1箇所しかなかったため、もともとの玄関は保育所の利用者が利用し、教育委員会の方が利用する玄関は新たに設置しました。
利用者が変われば建物の中の利用の仕方も変わります。本事例では建物の中の壁を改造し、保育所の遊戯室、調理室を新たに設置し、既存オープン階段を役場事務所(教育委員会)専用として活用するために、保育所と隔てる壁を設置しました。保育所は小さい子供も利用することとなるため、幼児用の小さいトイレを新しく設置しております。
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