非構造部材の耐震化と定期点検の重要性
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幼稚園・保育園設計.comは地元愛媛県・香川県で幼稚園・保育園などの施設の新築や建て替え、改修、耐震補強等の設計業務を行っている建築設計事務所です。
今回は学校施設の非構造部材の耐震化点検を行った事例を紹介します。
非構造部材とは、柱、梁、床などの構造体ではなく、天井や外壁、内装材、設備機器、家具などを指します。地震の発生により、建築物の倒壊など構造部分の損傷だけでなく、非構造部材についても破損や落下などが相次いでいます。学校施設では天井の高い体育館や、音楽室の特殊な形をした天井などは注意が必要です。また、窓の近くにある書棚や家電等は、転倒によりガラスが割れる恐れがあるので大変危険です。文部科学省では「学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブック」を作成し一般に公開しています。ガイドブックに沿った点検や対策を行う事で地震に備える事が可能です。
建物は完成した時点では、建築基準法で定められた基準を満たしており、一定の安全性は確保されていますが、その後、経年劣化や建物の使われ方などにより状況は変化します。定期的に点検・維持管理に取り組むことで長く安全に使い続けられるようになります。
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